バンコクから南西に約70km、サムット・ソンクラーム県にある鉄道市場メークロン市場。線路ギリギリに商品が並べられ、電車が通るたびにすばやくテントをたたむ様子が迫力満点・観光客人気の高いマーケットです。
この記事では、バンコク市内から国鉄を使ったメークロン市場の行き方/帰り方について詳細にレポートいたします。旅行の際には参考にしてください🔍
バンコク⇄メークロン鉄道市場
行き方(国鉄)
ウォンウェイ・ヤイ駅→マハ―チャイ駅→バーンレーム駅→メークロン駅
BTSシーロム線ウォンウェイ・ヤイ駅から国鉄ウォンウェイ・ヤイ駅まで歩きます。ビルが立ち並ぶバンコクの街を抜けて、畑や田んぼ、木造の住宅街を眺めながら約1時間程かけてマハ―チャイ駅に着いた後はバーンレーム駅に乗り換えます。マハ―チャイ駅から、混み合う商店街を抜け徒歩7分ほどの船着場から渡し船で約5分。船を降りて約10分歩くとバーンレーム駅が見えてきます。ここからさらに電車に乗り、約1時間電車に乗ってメークロン駅に到着です。
バンコク中心地からは約2時間半かかります。
ウォンウェイ・ヤイ駅→マハーチャイ駅まで:5:30か8:35発の電車に乗らなければ鉄道での日帰りは不可能
バーンレーム駅→メークローン駅まで:7:30、10:10、13:30、16:40発(1日4往復のみの運行)
帰り方(ロットゥー)
メークロン市場~バス(ロットゥー)~エカマイ駅(バンコク市内)
メークロン市場から徒歩5分歩きサムットソンクラームバスターミナルへ向かいます。到着するとカラフルな机が並べられたチケット売り場があるので、そこでチケットを購入してください。タイ語がわからなければ路線図を見せて指さしで伝えるとスタッフの方がチケットを発行してくれます。
グーグルマップで「バス乗り場」と検索すると、飲食店のようなよくわからない店の前に案内されます。時刻表もない場所なので、現在バス乗り場として使われているかは定かではありません。「サムットソンクラームバスターミナル」は何台かバスが集まる広い場所ですのでこちらの方が確実です!
値段
国鉄で行きロットゥーで帰る場合→往復約500円
お財布にも優しく、タイを全身で感じることができる鉄道旅。帰りはロットゥーで楽にバンコクへ戻ることもできます。
行き方詳細
BTSから国鉄ウォンウェイ・ヤイ駅まで
私たちの出発地はバンコク、MRTブルーラインのタイランド・カルチュラル・センター駅です。泊まったコスパ最強ホテル「マンゴー10ハウス」は別の記事で紹介していますのでよかったらご覧ください!以下時間に沿って私たちの道のりを紹介いたします。
6:50 ホテル「マンゴー10ハウス」出発
7:00 最寄りタイランド・カルチュラル・センター駅からウォンウェイ・ヤイ駅に向かう(電車乗り継ぎ約1時間)
行き方:【MRTブルーライン】タイランド・カルチュラル・センター駅発→シーロム駅着→【BTSシーロム線】サラデーン駅に乗り換え→ウォンウェン・ヤイ駅
8:00 【BTSシーロム線】ウォンウェイ・ヤイ駅から【国鉄メークロン線】ウォンウェイ・ヤイ駅へ(徒歩約20分)
ウォンウェイ・ヤイ駅を出て「FITNESS EXPERT」というスポーツ用品店の方向へ歩く。
「World Sticker Company」という印刷会社が見えた角で右の路地に入り、細い道を大通りに出るまで進む。
ローカルな市場や住宅が立ち並ぶ道を真っすぐ進む。
しばらく歩き、左手に現れる歩道橋を使って道路の反対側に渡る。歩道橋を降りたら折り返してさらに真っすぐ進むと…
突如右手に駅が出現!
ウォンウェイ・ヤイ駅からマハーチャイ駅まで(約1時間)
8:35 ウォンウェイ・ヤイ駅からマハ―チャイ駅へ(国鉄約1時間)
駅に着くまでいくつかの駅に停車します。案内は全てタイ語なので、グーグルマップで逐一現在位置を確認し、1時間ほど経つ頃には降りる準備をしておくことをおすすめします。
ウォンウェイ・ヤイ駅のホームにある窓口で乗車券購入。(1人10B:約42円)有料トイレや売店もあります。トイレットペーパーがないのでポケットティッシュを用意しておくと◎
窓からの景色。気温は高いですが、窓から吹き込む風が気持ちよく快適です😊砂や埃が気になる方はマスクをつけましょう!
約1時間後マハ―チャイ駅に到着。
マハ―チャイ駅からバーンレーム駅まで(徒歩5~10分)
9:35 駅を出て市場に沿って歩く。魚介類や軽食など様々な匂いが混ざり合う活気溢れる市場を抜けるため、合っているか不安になりながらもとにかく大通りへ。ワタナー金行の方面に進んでいけば正解です。
駅から真っすぐ歩いて突き当たりで左に曲がると船着場、が正規ルートですが、私たちは道に迷ってしまって…おそらく裏道を通って向かいました。
9:45 船着場到着!船のチケットを1人3B(約13円)で購入。バイクのままでも乗ることができるような広い船内で、座る場所も用意されています。所要時間は約5分。
船からの景色
9:50 向こう岸に到着したら、ここからさらに約10分歩いてバーンレーム駅に。
港から駅までは人力車やモーターサイで行くこともできます。
10:10 窓口で乗車券を購入。(1人10B:約42円) 終点のメークロン駅まで約1時間の鉄道旅です。
バーンレーム駅からメークロン駅まで(約1時間)
国鉄の車掌さん。絶妙な色合いの制服が素敵です。
観光客がひしめく市場を通り抜けます。
11:10 メークロン駅到着!
帰り方詳細
メークロン駅からサムットソンクラームバスターミナルまで(徒歩約5分)
15:50 メークロン駅から約5分歩きサムットソンクラームバスターミナルに向かう(以下URLに経路表示)
https://maps.app.goo.gl/uvfg2zMzP7rQgwTS7
15:55 チケットを購入し、バスの出発を待つ。(1人100B:約420円)
スタッフの方が大きな声でバスの行く方面を言ってくれます。バンコク市内に戻りたい方は「エカマイ」方面のチケットを購入しましょう。
バスの時刻表はありません。30分~60分間隔でバスが来るので運が良ければすぐ乗れますが、運が悪ければ長く待つことになります。
サムットソンクラームバスターミナルからエカマイ(バンコク市内)まで(約2時間~2時間半)
16:45 バス出発席は直角で休憩はナシ!ですが冷房がよく効いたバスの中、旅の疲れも相まってぐっすり眠ってしまいました。
19:15 エカマイ到着!降車場所は「ゲートウェイエカマイ」という大型ショッピングモールの前。私たちはモールに入っているペッパーランチで夕飯を済ませました。
さいごに
ここまでバンコク市内からメークロン市場までの行き方・帰り方について解説いたしました。タイ旅行初心者の方でも大丈夫!ローカルな雰囲気を味わうべく国鉄での旅に挑戦してみてくださいね。それではまた次回お会いしましょう!