イギリス・リーズ大学には様々な学生寮がある一方で、選択肢が多いため、どの寮が良いか悩んでいる方も多いでしょう。
本記事では、リーズ大学学生寮の1つ「Leodis Residences」の暮らしの特徴や注意点、入居後すぐに揃えるべき必需品について解説します。
2025年9月よりリーズ大学に留学中の筆者がリアルタイムで情報をお届け中!
これから留学準備を進める方は是非参考にしてください。
Leodis Residencesの立地と安全性
イギリス留学で特に気になるのが治安問題です。以下、Leodis Residencesの立地と安全性についてまとめます。
- 大学までは徒歩約15分
大学は坂の上にあるため、毎日の通学がエクササイズに。 - 市街地までは徒歩約30分
リーズの中心地からは離れているのが難点。しかしその分、家賃を数万円ほど抑えることができます。 - 夜道は特に注意!
寮は街灯が少ない公園の近くにあるため、夜はかなり暗くなります。安全のため、暗くなる前に帰宅するようにしましょう。

部屋の設備と暮らしやすさ
- 部屋の広さ
学生寮にしてはかなり広い印象。ジュニアダブルサイズのベッドが設置されており、クローゼットなどの収納スペースもしっかり完備。机や椅子、ブラインド、暖房など最低限の家具・家電は部屋に用意されています。

- バスルーム
洗面所やトイレは非常にシンプルです。生理用品や化粧品を置く場所がないため、カゴや収納棚を購入するのがおすすめです。また、洗面所にコンセントはありません。
トイレの水圧は弱く、下まで押し込まないと流れません。また、シャワーは一人で使うには十分の広さがありますが、こちらも水圧はやや弱め。ただしお湯は問題なく使用できます。


共有スペースの設備
Leodis Residencesには、フラットメイトと共有するキッチン・リビングスペースが用意されています。
共有設備について
共有設備は以下の通りです:
- 冷蔵庫(冷凍庫付き)×2
- 電子レンジ
- IHコンロ(4口同時使用可能)
- 電気ケトル
- ミキサー
- オーブン
- 包丁、皿などの基本的な調理器具
一方で、炊飯器やトースターは自身で購入する必要があります。また、お弁当箱やコップなども共有アイテムとして用意されていますが、あまり衛生的ではないため自分で購入することをおすすめします。
ゴミ捨ての方法
ゴミ箱は「ガラス用」「一般ごみ用」「リサイクル用」の3種類があります。ゴミ袋は自分たちで用意し、フラットメイトと分担してゴミ出しや掃除を行う必要があります。
洗濯の方法
Leodis Residencesのフラット内には洗濯機がなく、受付付近にあるコインランドリーを利用する必要があります。
1回あたり2~3ポンド(約400円~600円)と高額なため、洗濯回数を減らす工夫がポイントです。筆者はフラットメイトと割り勘したり、洗濯機がついている他の寮に住む友人に頼んだりして対応しました。
Leodis Residencesに入居後すぐに揃えたい購入品リスト
留学生活を快適に始めるために、最初に揃えておくと便利なアイテムを購入先別にまとめました。
※リーズ大学には、UNiKitというシステムがあります。入居初日に生活必需品を運んでくれるというサービスですが少し割高です。そのため節約をしたい方は自分で集めることをおすすめします。
Boots(ドラッグストア)で揃えるもの
- 洗顔
- クレンジング
- 化粧水
- シャンプー
- リンス
- ボディソープ
- ハンドソープ
合計16,53GBP(約3,300円)
イギリス製品が肌に合わない場合もあるため、こだわりがある方は日本から持参しましょう。

ホームセンターで揃えるもの(生活用品)
筆者はIKEAで揃えましたが、リーズ市内にはホームセンター「Home Discount」や、「Tesco」や「Morrisons」などのスーパーマーケットでも生活用品を揃えることができます。
他店と比較してIKEAの方が商品の価格は安いですが、バスを乗り継いでいく&交通費(片道約1200円)がかかってしまうのがデメリット。近場で揃えた方が結果的に得かもしれません。
- 包丁
- 調理器具
- IH対応鍋
- コップ
- 皿×2
- カトラリー
- タッパー
- ジップロック
- 紙ナプキン
- 水筒
- まな板
- 卓上スタンド
- タオル
- ハンガー
- スポンジ
合計52,25GBP(約1万円)

Amazon UKで揃えるもの(大型アイテム)
- 羽毛
- 枕
- 羽毛、枕、シーツカバー
- ドライヤー
合計49.47GBP(約9,900円)
Amazonの荷物は寮の受付で受け取ることができます。大きな荷物や日本から持参しづらいアイテムはAmazon購入がおすすめです。
特に日本の電化製品は海外対応ではない場合が多いので、現地で購入したほうが良いでしょう。
その他の必需品
- ティシュ
- カゴ×2
- 雑巾
- 洗剤
- トイレットペーパー
日本から持っていくと便利なもの
- 綿棒
- ハサミ
- 変換プラグ
- 洗濯ネット
- サニタリー袋
- サランラップ
- 空拭き(クイックルワイパー的なもの)
2025年9月現在、イギリス国内はハサミ・包丁などの刃物の販売規制が非常に厳しくなっています。特に外国人に厳しく、パスポート・現地の学生証を提示しても販売してくれない場合があります。(※なぜかIKEAで包丁を購入することはできました。)販売可能基準が曖昧なので、日本から持って行った方が確実です。
まとめ|Leodis Residencesでの快適な留学生活に向けて
リーズ大学の学生寮「Leodis Residences」は、大学まで徒歩圏内と立地も良く、部屋も広々としているため、初めての留学先として安心感がありおすすめです。
ただし、夜道の暗さや洗濯環境などの注意点もあります。そのため、入居後すぐに必要な生活用品を揃え、フラットメイトと連絡を取り合って生活ルールを決めることが、快適な留学生活の第一歩になるでしょう。
これからリーズ大学に留学予定の方は、この記事を参考に準備を進めてみてください。