エジプト旅行で外せない人気観光地「ギザのピラミッド」。
一度は行きたい憧れの場所でありながら、ピラミッド観光は観光客狙いのぼったくりが多発するエリアとしても有名です。
本記事では、筆者が実際に遭遇したぼったくり被害の体験談を交えつつ、安全にピラミッド観光を楽しむ方法や注意点を詳しく解説します。
これから訪れる方は是非参考にしてください。
カイロ観光モデルコースはこちら↓
ギザのピラミッド観光の基本情報
【ギザのピラミッド】
営業時間:毎日8時~16時30分
住所:Al Haram, Nazlet El-Semman, Al Haram, Giza Governorate 3512201, Egypt
ギザのピラミッドはカイロ市内からタクシーで約40分のところに位置し、カイロからの日帰りでも十分に観光することができます。

注意点:現地ドライバーや客引きが「徒歩では回れない」と嘘をついて馬車やラクダの勧誘をしてくることがあります。しかし実際には、正規ゲートでチケットを購入し、徒歩で回ることができます!そのような声掛けははっきりと無視しましょう。
【体験談】ピラミッドで実際に遭遇したぼったくり
①タクシー運転手による誘導
筆者は宿泊先のホテルからUberを利用してギザへ移動しました。その際に運転手に「徒歩では回ることができない」と言われ、正規ゲートではない入口へ誘導されました。
→タクシー運転手がぼったくり業者とグルになっているケースがあるので要注意です。
②馬車観光で高額チップ要求
やむを得ず馬車を利用したものの、料金は相場の数倍でした。(ピラミッドエリアの1周+ピラミッド内部観光で1人約1~2万円)さらに降りる際に「子どもが5人いるから100ドルのチップをくれ」と不当な要求まで。
→チップはあくまでも任意です。法外な金額を支払う必要は全くありません。
ピラミッド観光でよくあるぼったくりの手口
- 徒歩で回れないと言われる
徒歩で回れます!チケットセンターは北側と東側に2カ所ありますが、東側がおすすめです。個人旅行観光客もたくさん集まっているので、東側のチケットセンターを目指しましょう。 - 「写真を撮ってあげる」と声をかけられる
高額チップを要求されるよくある手口です。特に若い女性や断れなさそうな人を選んで声をかけてくるので、毅然とした態度でハッキリと拒絶しましょう。 - 「スペシャルツアー」と言って料金を吊り上げる
ピラミッド観光は、入場料の他に、ピラミッド内部に入るためには別のチケット料金がかかります。「お得に全て回ることができるスペシャルツアーだよ!」と声をかけられることがありますが、個人でチケットを手配した方が圧倒的に安いので注意。 - 事前に値段を言わず、後から請求される
特にラクダ体験やピラミッド前での撮影の際に起こるぼったくりです。声をかけられたら、まずは値段交渉から始めましょう。値段交渉をせずにサービスを受けてしまうと、後からしつこく法外な値段を請求されてしまいます。
ピラミッド観光の安全対策
東側ゲートでチケット購入
ピラミッドには2カ所のチケットオフィスがありますが、北側は主に団体旅行客、東側には主に個人旅行客が多くいます。東側のチケットオフィスから入場すると、1番最初にスフィンクスを見ることができます。

料金は事前に確認・交渉
ラクダに乗ったり、写真を撮ってもらったりする場合は、必ず事前に料金を確認・交渉しましょう。料金を紙に書かせる、翻訳アプリのやり取りをスクショする、音声を録音するなど、必ず値段交渉の証拠を残しておくとトラブルを防げます。
体調を整えて挑む
ピラミッドエリアは、日陰のない炎天下で長時間観光することになります。また、体調が悪くなると判断力が低下し、ぼったくり被害にも遭いやすくなります。特に夏場は熱中症に注意しながら観光を楽しみましょう。
FAQ:ピラミッド観光でよくある質問
Q.徒歩でピラミッドを回れますか?
A.可能です。東側(or北側)のチケットオフィスでチケットを購入すれば、自由に歩いて観光することができます。
Q.ラクダや馬車は必要?
A.必ずしも必要ではありません。しかし特に夏場のピラミッド個人観光はかなり暑さが厳しいため、体調や体力に不安がある場合は利用を検討しても良いでしょう。(値段交渉はしっかり!)

まとめ
本記事では、ピラミッド個人観光で気を付けるべき注意点や、ぼったくりの手口と対策法についてご紹介しました。
ギザのピラミッドはエジプト最大の観光地である一方で、ぼったくりの温床でもあります。
被害を防ぐためには、ぼったくりの手口を知り対策を考えておくことが必須。事前に情報を押さえて、安心してエジプト旅行を楽しみましょう!