皆さんこんにちは、堀詩です。
今回の記事は延世大学・語学堂、特に授業内容の紹介がメインとなります。留学をしたのは昨年の秋ですが、この記事を書いている今も留学中の生活を詳細に思い出せるほど、強烈で最高の留学でした。クラス分けから授業内容まで書いていくので、延世大学語学堂への留学を考えている方は参考にしてください!
前回は延世大学の施設情報やアクセスなどをご紹介しているので気になる方は是非ご覧ください↓
3週間短期過程プログラム
私が参加したプログラムは2023年8月30日~9月19日までの3週間短期過程というものです。国籍・年齢問わず色々な人が参加していましたが、日本人の大学生、特に女子が多くいた印象です。とはいえ男性もたくさんいましたし、普段は会社でお仕事をされている方も参加しており、どんな方でも歓迎される雰囲気でした。
1日4時間(午前9時~午後1時)の授業に加え、3、4回の韓国文化体験が組み込まれています。
授業開始日の前日にクラス分け試験を受け、その結果によって1~7級に分けられます。1クラス13人程度で、授業は全て韓国語で行われます。
本記事は個人的な視点から情報提供をすることを目的としているので、詳細が気になる方は以下延世大学語学堂ホームページをご覧ください!
연세대학교 한국어학당에 오신것을 환영합니다.www.yskli.com
留学前の韓国語の実力
まず私の留学前の韓国語の実力について簡単にご紹介します。
韓国語学習を始めたのは2020年の秋。世界的に人気が爆発したBTSの『Dynamite』に大きな衝撃を受けたことがきっかけでした。存分に語りたいのですが今回は深堀りせず…
当時高校生だった私は日々の勉強の片手間に韓国語を学び始め、その時はハングルを読むことができた時点で満足していました。しかしそこから特に学習を進めることはなく、あっという間に大学受験。無事大学に入学した後、第二外国語として韓国語の授業を取ることにしました。
その年の10月に初めてTOPIKⅠを受験し、198/200(点)を獲得しました。
受験後も韓国語の授業は取り続けたため、留学(2023年8月)前には初心者に毛が生えたくらい?の実力だったと思います。
そして迎えたクラス分けテスト…
私は3級クラスに配属されました!
授業内容、クラスメイトと話した感じを考慮すると初級と中級の間のクラスという印象。正直授業で扱う文法や語彙は既に学習済みのものがほとんどでもどかしく思う時もありましたが、なんせ私は会話と聞き取りがとても苦手!先生の韓国語での説明を聞き、韓国語で返答するという点では3級クラスが丁度良かったと感じています。
授業内容
1・2時間目:文法と語彙
3・4時間目:聞き取りと読解
授業構成は上記の通り。3週間短期過程専用の教科書(₩20000~)に沿って学びます。1日2つの文法、5~6個の新出語彙を学び、あとはとにかく演習!演習!という流れで授業が進行されます。具体的には、고 있다/ (으) 면/(으) 려고などの文法を扱いました。韓国語学習経験のある方にはどれくらいのレベルかなんとなく伝わりますでしょうか…?
また、聞き取りはCDを聞いて教科書の問題を解きさらに音読練習、読解はその名の通りの授業でした。あとたまに作文もありました。
ですが、どの授業でもスキットに沿った会話練習や自由会話などが挟み込まれているので確実に韓国語を使うことに慣れることができます。
授業は全て韓国語で行われるので、先生に質問したいときももちろん韓国語で話さなければいけません。授業とは関係ありませんが、韓国でダンススタジオを借りた時日本のクレジットカードでは支払いができず困っている、という相談を先生にした時も韓国語で話しました…(泣) 慣れたとはいえ難しすぎ!!
また、先生はとても優しく根気よく教えてくださいました。
雑談や生徒とのコミュニケーションを通して楽しく面白い授業をしてくださったことに感謝しています!勉強だけではなく韓国生活での困りごとがあれば気軽に相談できる雰囲気もあり、心強い先生方でした。
韓国文化体験
本プログラムでは韓国文化体験という時間が設けられています。
今期は4回の文化体験があり、私たちは料理・テコンドー・ハングル習字・ハンコ作りを行いました!
料理教室では、味付け前のキムチ(要は白菜の漬物)にエゴマとコチュジャンで味付けた豚肉とご飯を包んで食べる料理を作りました。はて…名前は何だろう…
テコンドーは生半可な気持ちで挑んではいけません…想像の100倍キツイというか本気というか…普段の生活でパンチしたりキックしたりすることなんてないので、ストレス発散になってとっても楽しかったのですが、お昼に食べたものが完全にクラッシュされ次の日は全身の筋肉が悲鳴を上げていました。MVPには師範から歯磨きセットがもらえますので是非挑戦してください!
ハングル習字とハンコ作りは学校の美術や図工の時間を思い出しました。大学生になってからもあの時の感覚を味わうことができ楽しかったです!
さいごに
書けば書くほどあの時の幸せな毎日を思い出して、韓国に戻りたい気持ちが高まってきました。20年間の人生で一番楽しかった1か月を選ぶなら2023年9月を即答しそうなくらいです。
今回は大学の概要と授業内容を中心に記事にしましたが、お伝えしたいことはまだまだ山のようにあります!特に食事事情については記事3つ分くらい語ることができそうです^^
今後の記事で、学校付近の美味しい食堂やソウル市内の観光地、暮らしてみてわかった便利グッズやコンビニで買えるおすすめパン、交通事情や節約アイデアなど一か月間の記録を全て書き記していく予定です!
ご質問等ありましたらご気軽にどうぞ!
最後までご覧いただきありがとうございました。
안녕!