近年注目を集めるタイで有目なパワースポット、ピンクのガネーシャ。バンコクから東へ約90km。市内からは約2時間と少し離れた場所にありますが、ロットゥ―やソンテオを乗り継いで向かうローカル旅にはもってこいの観光地です。
こちらの記事ではピンクのガネーシャまでの行き方や見どころ、注意事項をご紹介いたします。ご自身の旅行の際に是非参考にしてください。
バンコクからピンクのガネーシャまでの行き方
バンコクからピンクのガネーシャまで行くためにはバス(ロットゥ―)とソンテオを利用します。
以下簡単に行き方をまとめました!
バンコク(東バスターミナル)~ロットゥ―~チャチューンサオバスターミナル~ソンテオ~到着
所要時間
所要時間は約2時間10分。内訳は以下の通りです!
ロットゥ―:約1時間30分
ソンテオ:約30~40分
ロットゥ―には決まった時刻表はなく、20~30分おきに発車します。ソンテオは人が集まり次第発車しますが、次から次へと人がやってくるうえ、スタッフの方が「ガネーシャ!」と大きな声で呼んでくれるのでわかりやすいです◎
行き方(詳細)
①バンコク・東バスターミナル(BTSエカマイ駅2番出口すぐ)へ向かう
②乗車券購入(105B=約430円)
某ガイドブックに18番カウンターへ行くように指示があったので行ってみたのですが、「16番へ行け」「9番へ行け」とたらい回しに(焦) ピンクのガネーシャのある寺院「ワット・サマン・ラッタナラーム」という表記を見つけついに購入することができました。ガネーシャの写真を見せると案内してくれますので、いつでもすぐに写真を出せるようにしておくと良いです!
トイレや売店があります。長旅になるのでバスに乗る前に用事を済ませておきましょう!
③バスに乗車(約1時間30分)
行きに乗ったバスの写真を撮り忘れてしまったので帰り便のバスで失礼します。ロットゥ―に乗るつもりでしたが、案内されたのは大型バス。行くことができたらなんでも良いですが、なぜロットゥーじゃなかったのか…こういう時タイ語が話せたらなぁと思います。
④チャチューンサオバスターミナルに到着
バスターミナルに着くと、スタッフの方の「ガネーシャ!」という大きな声が聞こえてきます。ソンテオの支払いは降りるときなので、声に従って流れていけば大丈夫です。
⑤ソンテオに乗車(約30~40分)
案内されるがままにスタッフさんについて行くと目の前にソンテオが。6265番のソンテオがガネーシャ行きだそう。
⑥到着!
降りたときにソンテオの運転手さんに代金30B(約120円)を支払います。降りた場所と乗る場所は同じなので、この時に帰りのソンテオの時間も確認しておくと◎運転手さんによると、
「バス」と「トレイン」って書いてあるけど関係ないよ!どっちもソンテオの時間さ!
だそう。帰り道も同じで、バンコクに戻るためにはバスに乗らなければいけないので余裕を持ってタイムスケジュールを組むことをおすすめします。私たちはバスの時間を完全に忘れていてエラい目に遭いました‥‥注意事項の欄で詳しくお話しますね…
見どころ
ワット・サマン・ラッタナラームはバーンパコン川に沿って広がる大きな寺院です。仏教からヒンドゥ―教まであらゆる宗教の神様を拝むことができる最強のパワースポットとしても知られています。メインはもちろんピンクのガネーシャ、ですが、他にも写真映えする開運スポットがたくさん!是非足を運んでみてくださいね。
①エラワン象
インド神話に登場する、3つの頭を持つ巨大な象。この像はソンテオを降りた瞬間にドーンと現れます。商売繁盛や学業運向上に効くとか。
②ピンクのガネーシャ
ヒンドゥー教の神様で、商売繁盛や金運アップを叶えると言われています。ソンテオを降りて商店街を真っすぐ進んでいくと見つけることができます。入口で花やロウソク、金箔の購入をし、中に入ります。ガネーシャの前にある建物には仏像やネズミの像があるので、そこで金箔を貼ってタムブンすることも可能。
③ガネーシャの周りのネズミたち
ガネーシャ周りに設置されたお使いのネズミたちにも注目!反対の耳を手で塞いで願い事を伝えると願いが叶うと言われています。
④二頭の龍
川沿いで一際存在感を放つのは赤と緑の二頭の龍。口から水を吐き出します。こちらは尻尾をくぐって写真を撮るのが人気でした。
⑤ブラフマー神
ヒンドゥー教の創造神の一柱・ブラフマー。四つの顔を持つブラフマー像は太陽の光を反射して神々しく輝いていました。
⑥釈迦
こちらは日本人にもなじみ深い釈迦像。遠くからでも一目瞭然、超巨大な仏像です。釈迦像の裏側には3Bの有料トイレがあるので、状況に応じて活用してください。
⑦高僧のフィギュア
これ…宗教的に大丈夫なのでしょうか…?真相は定かではありませんが、まるで本物と見間違うほどに精巧につくられた高僧の像が並んでいます。反対側にはマッサージチェアやベンチが置いてあり、近くに住むおじさま方が大いびきをかきながらくつろいでおられました。
⑧ウシ
本物のウシがいます。この子以外にも何匹か歩いていました。睫毛がないからでしょうか、虚無顔がなんともクセになるウシさんでした。
⑨ピ〇チュウや悟〇のフィギュア
著作権を考慮して画像は控えておきます。日本の人気作品のキャラクターたちの世にも奇妙な姿を見ることができます。非常に味わい深いその姿、是非本場で確かめてみてください。
⑩Cafe Amazon
最高のオアシスです。寺院内には屋台が並ぶフードコートがありましたが、お腹が心配な方にチェーン店をおすすめします。カフェ・アマゾンは間違いない!疲れた体に甘ーいカフェオレが染みわたります。
注意事項
帰りのソンテオの時間は余裕を持って
行き方の欄で少し触れましたが、帰りのソンテオの時間は余裕を持つようにしてください。そうしなければ、チャチューンサオバスターミナルからバンコクに行くバスに乗ることができなくなります!!!!!
ソンテオ自体は16:30が最終便ですので比較的ゆっくり過ごしても間に合います。だがしかし、安心できるのはバスターミナルまで。そこからバンコク市内に戻れるかはまさに時間次第となります。
私たちは14:20のソンテオに乗車し、15時前にバスターミナルに到着しました。エカマイに戻るバスの乗車券を購入しようと窓口に並びましたが、次のバンコク行きのバスは既に満員。さらに次の便にしか乗ることができないと言われました。そして私たちが手に入れたのは17:30発のチケット。はい、2時間半の暇つぶしが余儀なくされたのです。
この時間に私たちはマッサージをして疲れを癒してもらいましたが、時間に余裕を持って行動するか、あらかじめチャチューンサオの情報を多少なりともゲットしておくと効率よく旅を楽しむことができるかと思います!
神聖な寺院をお探しの際はご注意を
正直に言うと、このワット・サマン・ラッタナラームはB級感満載!
ワット・ポーやワット・アルンと同じような感覚で、タイの寺院の神聖な空気を味わいたい方がいらっしゃったらお気を付けください。ド派手な神仏像と著作権ギリギリ(アウト)のフィギュアが混在するこの土地は確かに非日常的なパワースポットでありますが、かなりちゃちなつくりでもあります。
ただ、バンコクから現地の交通機関を使って旅行する、という目的で足を運ぶには最適の場所でした!
さいごに
この記事では、バンコクからピンクのガネーシャの行き方・見どころそして注意事項についてまとめました。皆さまの旅の参考にしていただければ幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました!また次回お会いしましょう。